最近、「自分の墓がない」という考えが頭をよぎります。結婚したら婚家の墓に入るのが一般的だと思いますが、離婚している私にその選択肢はなし。実家の墓も県外で、私は離婚後も旧姓に戻していないので、実家の墓もしっくりこない。必ず墓がいるのかも分からないので調べてみました。少子高齢化やライフスタイルの変化に伴い、従来の墓地に依存しない新しい埋葬方法が注目されているようです。そんな現代の埋葬方法について調べてみました。
1.海洋散骨
海洋散骨は、遺骨を海に撒くという自然に還る方法です。この方法は法律上禁止されていませんが、国民の宗教的感情や環境への配慮が求められます。海洋散骨は、海を愛した故人への最後の贈り物として選ばれることが多く、自然と一体化するという意味でも人気があるようです。
2.樹木葬
樹木葬は、遺骨を土に還し、その上に木を植えるという自然志向の埋葬方法です。墓石の代わりに木や花が目印となり、自然環境の中で故人を偲ぶことができます。都市部でも比較的手軽に利用できる点が魅力で、環境保護意識の高まりとともに支持されています。
3.納骨堂
納骨堂は、遺骨を屋内で管理する施設で、お参りも天候に左右されず快適に行えます。特に都市部では土地不足の問題から注目されており、多様な宗教や文化にも対応しています。デジタル技術を活用した「オンライン参拝」など、新しい形のお墓参りもあるようです。
4.墓じまい
既存のお墓を整理し、新たな場所へ遺骨を移す「墓じまい」も増えています。家族構成や生活拠点の変化により、お墓の管理が難しくなるケースが多く、その解決策として選ばれています。墓じまいには費用や手続きが伴いますが、将来的な負担軽減につながります。私自身は墓じまいの予定はないですが、実家の県外にある寺を移す計画を少しずつ進めています。
結論
調べてみて、場所や金額などから樹木葬もいいかなと考えました。私には2人の成人した子供がいますが、私が死んだ後の埋葬なんて考えたこともないでしょうし、今私が死んだら困ってしまうに違いありません。それを考えると墓について考えるのも終活だと改めて感じました。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるので、情報収集と慎重な検討が必要だと思います。50歳までには方向性を定めたいと考えています。
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