まずは銀行口座の整理

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財産整理をしようと思っても、面倒に感じてなかなか手を付けられなかった私にスイッチが入った方法、それは「銀行口座の整理」から始める方法です。

銀行口座の整理は手軽に始められるだけでなく、効果が実感しやすいので財産整理の第一歩として最適です。今日は銀行口座を整理するメリットとその進め方をご紹介します。

なぜ銀行口座の整理から始めるのか?

1. 誰でも簡単に始められる

 通帳やキャッシュカードを確認するだけでOK。物理的な作業が少なく、気軽に取り組めます。

2. 管理がシンプルになる

 複数の口座をそのままにしておくと、管理が煩雑になり、使っていない口座が忘れ去られることも。整理することで管理が一気に楽になります。

3. 不要なコストを削減できる

 未使用の口座でも、維持費が発生する場合があります。整理することで余計な手数料を削減できます。

4. 財産の全体像が把握しやすい

 財産整理を進める上で、まず「いくらどこにあるのか」を明確にすることが重要です。

銀行口座整理の手順

1. 手持ちの口座をリストアップする

 まず、自分がどの銀行にどんな口座を持っているのかをすべて洗い出します。

 - 通帳やキャッシュカードを探し出す

 - ネットバンキングのIDやパスワードを確認

2. 使用状況を確認する

 各口座の用途や頻度を見直します。以下のような基準で仕分けすると良いでしょう。

 - メイン口座:給与振込や日常的な支払いに使っている口座

 - サブ口座:貯蓄や特定の目的(旅行費用、教育資金など)に使っている口座

 - 不要口座:最近全く使っていない、または使う予定がない口座

3. 不要な口座を解約する

 使っていない口座をそのままにしておくと、管理が面倒なだけでなく、休眠口座になりお金が引き出せなくなるリスクもあります。銀行の窓口やネットバンキングで解約手続きを行いましょう。

4. 口座を集約する

 必要な口座だけを残し、できるだけ少ない数に集約します。これにより、管理が一層簡単になります。

5. 口座情報を一覧にまとめる

 整理後、残した口座の情報(銀行名、口座番号、用途)を一覧表にまとめておくと便利です。家族が見ても分かりやすいようにしておくと、万が一の時にも安心です。

銀行口座整理の注意点

1.給与振込や公共料金引き落としの変更を忘れない

 不要な口座を解約する前に、給与や引き落とし口座の設定を確認・変更しておきましょう。

2.通帳やカードは個人情報が含まれているので適切に処分する

 解約後の通帳やキャッシュカードは、個人情報が記載されているため、シュレッダーなどで処分しましょう。

まとめ

面倒くさいと感じる方でも、銀行口座の整理は比較的取り組みやすい財産整理の第一歩です。

まずは、手元の通帳やキャッシュカードを確認することから始めてみましょう。一度整理を終えれば、今後の財産管理がぐっと楽になります。

ちなみに私はメインのネット銀行とサブのネット銀行、給与振込専用の地銀の3行に減らしました。

以前は、ゆうちょ、JA、別の地銀、イオン銀行などなど、沢山口座を持っていました。

実家の銀行口座も母の介護をきっかけに整理しました。その話はまた、後日。

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