家計の見直しと持続可能な生活設計

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終活は人生計画ですが、単に支出を削減するだけでなく、資産形成の視点を加えることで、より豊かで安定した老後を迎えることができると考えました。特に年金を中心とした収入に頼る場合でも、資産を効率的に管理・運用することで生活の選択肢が広がり豊かな老後を過ごせると思います。

私の行った家計の見直しと資産形成について具体的には以下のように進めました。

1. 現状把握:家計と資産の「見える化」

まずは現在の収支と資産を明確にすることが第一歩です。

具体的なステップは以下の通りです:

収入の把握:今後の収入や年金受給額をリストアップ。

支出の把握:固定費・変動費をカテゴリごとに整理し、無駄な出費を洗い出す。

資産の棚卸し:現金、預金、保険、不動産、投資信託など、保有している資産の一覧を作成。

この「見える化」によって、家計の改善ポイントや資産運用の余地が明確になります。

2. 資産形成の視点:安全性と収益性のバランスを考える

資産形成について考えるものの、投資についてはリスクが心配で二の足を踏んでいました。はじめるなら知識を身につけたいと考えFP2級の資格を取得しました。

少額の投資信託で分散投資

リスクを抑えるため、少額でインデックス投資信託をはじめました。

3. 貯蓄と運用の黄金比を考える

「貯蓄」と「運用」のバランスをとることが重要だと考え、最適な割合を検討中です。

安全資金(現金や定期預金)

→ 突発的な出費や生活費に備えるための資金です。生活費の6か月分は現金で確保したいと思います。

資産運用(投資信託や株式など)

→ 運用リスクを許容できる範囲内で行いたいと考えています。老後資金の補填を目的に、長期的視点で運用予定です。

その他の資産(不動産、保険など)

自宅の分譲マンションの資産価値を確認するため、複数社に査定を依頼しました。保険も資産といえるのか、無駄がないのか考えてみました。

4. 家計見直しのポイント

資産形成をスムーズに進めるため、日々の家計管理はかなり重要です。

固定費の削減

• 住居費:維持費を抑えるためのメンテナンスを計画的に行うようにしました。

• 保険料:不要な保険を解約しました。

• 通信費:格安スマホに見直しました。

変動費の効率化

• 食費:自炊をメインにして、野菜などは地元農家の直売所から購入することでコスト削減と健康維持を両立しています。

• 趣味費:使っていないサブスクは解約し、無駄遣いをなくしました。

5. 公的支援の活用

公的支援を活用することで、必要以上に不安にかられたり、経済的な不安にとらわれたりすることが減ると思います。

介護が必要になった場合

公的介護保険サービスをフル活用し、家計の負担を抑えます。実際に母に介護が必要になりサービス内容や金額などの現実を把握できました。

まとめ:資産形成と支出管理の両輪で安心の終活を

年金を中心とした老後生活でも、計画的な資産形成柔軟な家計見直しを組み合わせることで、安定した生活を実現できそうです。無駄を省きつつ、必要なところに資金を投じるバランス感覚も鍵となります。

終活の一環として、今から家計と資産の管理を始め、豊かな老後を目指したいと思います。

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