私は、健康であるという価値観を以前より大切に考えてきました。「健康資産」という考え方。そして、その健康資産を守るために、最近筋トレを始めました。
健康資産とは?
健康資産とは、経済的な資産と同様に、人生を豊かにするために必要な「健康状態」を維持・向上させる力のことです。体力や筋力、免疫力、そして精神的な安定性もこの資産を無視すると、年齢を重ねるごとに日常生活が困難になり、医療費や介護費が増大するリスクが考えられます。
運動不足になると
運動不足は身体の健康だけでなく、精神面にも大きな影響を与えます。コロナ禍以降めっきり運動をする機会が減り、ストレス発散の手段が減っていました。
- 筋力の低下
年齢とともに筋肉量は自然に減少しますが、運動不足はそのスピードを加速させます。これにより転倒、骨折のリスクが懸念され、寝たきり生活に繋がる可能性があります。 - 生活習慣病のリスク増加
運動不足は肥満、高血圧、糖尿病などの生活習慣病を把握しやすくなります。これは健康寿命を縮め、日々の生活の質を低下させる原因となります。 - 認知機能の低下
適度な運動は脳の血流を促進し、認知機能の維持に役立つとしています。 運動不足は脳の活性化を考えず、認知症のリスクを高めることを考慮する可能性があります。
筋トレを始めたきっかけ
私が筋トレを始めたのは、「このままではいけない」と感じたからです。 筋トレは特別な道具がなくても始められる運動ですし、自分のペースで進められるので取り組みやすい点が魅力です。
最初はスクワットやプランクなどの簡単な自重トレーニングから始めました。 最初の1週間は筋肉痛に悩まされましたが、徐々に体が慣れてきて、心身に大きな変化が現れました。
筋トレで得られた効果
- 体力の上昇
階段の上り下りが楽になり、日々の疲労感が軽減されました。 また、家事や趣味に没頭する時間が増えたのも大きな収穫です。 - 姿勢の改善
筋トレをすることで体幹が強化され、猫背や腰痛が改善しました。姿勢が良くなると自信も生まれ、外出が楽しくなりました。 - 心の安定
運動後は達成感があり、ストレスが軽減するのを実感しました。気持ちが前向きになり、何事にも挑戦しやすくなったのは筋トレの大きな効果です。 - 健康診断の結果の改善
定期健康診断で、コレステロールの数値が改善されました。 特に筋肉量が増えると基礎代謝も上がるため、体重管理がしやすくなったように感じています。
終活としての筋トレ
終活というと「物理的な整理」だけに目を向けがちですが、実際には「健康の整理」も大切です。筋トレは今すぐ始められる終活の一つであり、未来への投資です。
特に高齢者にとって筋力維持は、日常生活の自立を支える重要な鍵となります。筋トレを始めたことで、私自身、体力を取り戻せるのではないかと密かに期待しています。
まとめ
健康資産を守ることは、幸せな人生の終盤を過ごすための重要な要素です。筋トレは、そのための効果的な手段の一つです。運動不足の影響を知り、自分の体と向き合う時間を作ることは、終活としても価値があります。
同じ時期に75才の母もリハビリに通うようになり、筋トレ(ゆるトレですが)を始めました。お互いに良い影響を与えてくれる親子で取り組むのも健康維持にいいかもしれません、
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