50才シングルマザー
50才シングルマザーといっても、背景は様々です。子供の年齢や収入などの経済状況、資産もしくは借金の有無、今後のライフプラン・・・など千差万別だと思います。私はといえば、成人した子供が2人、年収は生活に困らない程度、住宅ローン返済中、60才定年後も仕事は継続予定といったところです。
私の加入している保険
現在、私が加入している保険は、がん保険・自動車保険・火災保険の3つです。住宅ローンに付随している団体信用保険もありますが、これは除きました。
- がん保険:20代で加入して現在保険料は4,000円だが10年更新で保険料が上がるタイプ。
- 自動車保険:車両保険付加はなし。無事故なので最高等級だが、子供も対象のため割高な保険料。
- 火災保険:住宅ローン契約時に必須で35年の長期契約。保険料は支払い済み。
『すくなっっ!!』と思う人が多いんじゃないかと思いますが、生命保険は今の私には不要なんです。
死亡保険
死亡保険金がなくても葬儀代程度の貯蓄はあるし、成人した子供に生活費を残す必要はなし。自分で働けますからね。遺産というほどではないですが、団信で住宅ローン残債がなくなれば、タダで家が手に入ります。
医療保険
がん保険に入っていますが、これも近々解約予定です。癌に罹患したとして私の年収から考えると高額療養費制度を使えば月に10万円を超えることはなさそうです。1年入院したとしても120万円。貯蓄で賄える金額ですよね。
自動車保険と火災保険
万が一、事故を起こして相手方を死傷させた場合、多額の賠償を負うことになります。さすがに自賠責保険と貯蓄では賄えそうにないので、このリスクに関しては保険必須だと思います。
長生きリスク
長生きするということ
私にとって最大のリスクと考えているのは、死亡や病気、事故ではないんです。これらには公的、私的ともに備えているからです。私にとっては長生きをすることこそが最大のリスクです。長生き自体は幸せなことですが、生きるにはお金がかかります。老齢年金の試算をしてみましたが、年金だけでは生活できそうにありません。かといって、何歳まで働けるか分かりませんし、働けたとしても今より賃金は下がる可能性が大です。長く生きれば生きるほど、生活費の確保が必要になってきます。
長生きに備える
年金の不足を補うためには、今のうちから老後資金を考える必要があります。数年前に「老後2000万円問題」が話題になりましたが、金額はともあれ年金だけで生活するのは難しい人が大半でしょう。そのために私は無駄な支出を省いて、老後資金へ備えようと考えています。無駄な支出の代表が保険でしょう。必要な金額・内容は試算して出すことができるのに、それを知らない人が多いのに驚きます。平気で月に4万も5万も払っている人が私の職場にも大勢います。
保険貧乏
なんとなく保険を継続している人、今更辞められないと言って定年後もせっせと保険料を払っているひと、なんと本人曰くお金がないらしいです。質問されれば職場で答えることもあるんですが、担当者の洗脳から解放するのは非常に難しい。私は昔保険の営業をしていたので、説明スキル、不安を煽るスキルは超一流なんですよと教えますが効果なし。保険貧乏を自称する4,50代が沢山です。
まとめ
不要な保険は解約しましょうというのが結論なんですが、不要かどうかの見極めが出来ないんですよね。必要という判断が正しくできても、じゃあいくら保険をかけたらいいの?となる。
これを今契約している担当者に聞くのはもってのほか、ショッピングモールにある無料相談窓口に行くのもNGです。有料でも保険販売をしていないFPに相談しないと、確実に保険加入に繋がります。
特に半数が貧困家庭と言われているシングルマザーが不必要な保険に入ったり、知識がなくて必要な保険に入っていないなんてことが起きないように、私は身近な人にFPとしてサポートをしています。
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