銀行口座を必要に応じて開設したまま、何となく保持している人が大半ではないでしょうか。私も子供時代に親が開設した、ゆうちょとN銀行を皮切りに給与受取に開設したF銀行、子供の学費の指定だったJAと学童保育用の信金、クレジットカードの引き落とし用に必要だったI銀行、便利そうだなと解説したS銀行と7行で口座開設していました。
口座を整理するメリット
銀行口座の整理をする前は、自分の預貯金の残高を把握できていませんでした。口座開設した銀行が7行もある上に、普通預金に加え定期預金もあったりして合計額を出すのが面倒なのと記帳に行かないと残高が分からないといった有り様でした。
現在、半分以下の3行に口座を減らせました。減らすことのメリットは思った以上にありました。そして、減らすことのデメリットは・・・、正直ないです。
メリット4選
- 記帳の手間が減った
- 残高の把握が簡単
- 無駄な持ち物が減った
- 残高ゼロと思っていたが埋蔵金発見
このメリットだけでも口座を減らす価値はあります。何となく把握していた預貯金を正確に把握することは今後のライフプランを計画する上でも必要不可欠ですし、口座が少ないので不正な引き出しがあればすぐに気づけると思います。
デメリット
今のところ思い当たりません(笑)
口座解約の手順
①すべての口座を把握する
給与口座、家賃、光熱費などの引落しに使用しているもの以外も全て確認します。キャッシュカードしかない口座も銀行で口座の有無を確認しましょう。
②用途を確認する
各口座が何に使用しているのか、現在使用していないのかを把握します。最近の入出金を知りたい場合は記帳を行います。ATMなら近所にあるかもしれません。
③残す口座を決める
使用していない口座は解約決定です。引き落とし口座が何行もある場合は、メイン口座を決めて集約しましょう。口座指定があり変更が難しい場合は一旦そのまま。なるべく少なくなるように整理を進めて、残す口座を決めます。
④銀行で解約手続きを行う
残す口座以外は全て解約手続きを行います。窓口に行く必要があることや、届出印が不明な場合などは身分証明書などが必要になりますので、事前にホームページや電話で確認をしておくと二度手間になりません。近所の金融機関ばかりなら1日で回れるでしょうが、フルタイムで働いている人は有給休暇を使って時間を確保しましょう。
遠方の銀行の場合
転居していたりして銀行が遠方にある場合は、残高を引き出して一旦放置。機会をみて解約に出向きましょう。『取り立て』といって、他行の口座解約を手数料を払うことで依頼できる制度もあるようです。
まとめ
銀行口座の解約は面倒ですが、それ以上にメリットがあります。相続の面でも口座が少ないほうがスムーズに手続きできます。なんとなく困ってないから口座を沢山持っていましたが、解約して管理する口座が減ったことで、シンプルに管理しやすくなりました。出来れば更に減らして1行にしたいのですが、今すぐは難しそうです。銀行だけでなく、クレジットカードなど金融周りの整理はスッキリした生活を送る上でも必要不可欠だと感じています。
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