キッチン片付け奮闘記:8割のモノをさようなら!
私が実家の片付けに挑んだ初日についてお話ししようと思います。実家のキッチン、まさかあんな状態とは・・・。年数回の帰省時はほとんど外食でキッチンを使うことがなく把握できていませんでした。父が亡くなり、一人暮らしになって10数年、必要なモノは減っているハズなのに家にはモノが増えているという不思議。母本人も片付けを始める前にほとんどが要らないモノだと言っていましたが、予想を超えていました(笑)振り返っても、この初日の片付けが一番疲れました。
8割が不用品
初日の片付けは、1日かけて何と8割のモノを処分。長時間を要し、途中で疲れて無言でモクモク作業を続けたりもしましたが、キッチンの全ての収納からモノを取り出して必要なモノと不要なモノの分別を完了させました。分別の主導権は母にあり、私はサポート役に徹したので、とにかく時間がかかりました。片付けの苦手な母には、モノを捨てる事に抵抗があり、悩む悩む・・・。分別した後の必要なものを収納する作業は楽しくできました。ラベリングも行ってモノの定位置を決めてリバウンドしない仕組みも作り、正直かなり疲れましたが、達成感があり、親子で大満足の結果になりました。
発掘!!ストック品の山
- 120枚のゴミ袋:自治体指定のゴミ袋がキッチンのあらゆる場所から出てきました!買ってきたら適当な場所に置くので在庫を把握しておらず、次から次に買っていた様子。
- 8個のタッパー:同じサイズで新品のタッパーが色々な場所から合計8個も出現。目的なく買っていたので、そのうち使う予定が未使用のままでした。
- 200膳の割り箸:200膳の割り箸も色んな場所にしまってありました。箸を洗うのが面倒で日常使いしているのでストックがいるそうですが、それにしても多すぎる。
いつか使うかもしれないモノ、本当に使うの??
具体的な段取りと、片付け方も次に書きたいと思います。
片付けながら思ったのは、「いつか使うかもしれない」モノは意外と使わないなってことです。最後に使った時期が分からないものや使い道が具体的に思い浮かばないモノでも最初は保管すると言っていましたが、最終的には捨てるに変わりました。分別は母の意思を尊重して行い、私から捨てたら?と促したモノは1つもありません。これは整理収納アドバイザーの学習で身につけたスキルなんですが、これが実家の片付けを成功させた秘訣です。実は、このスキルを身につけるまでは幾度となく実家の片付けを持ちかけては断られの繰り返しでした。
母の気持ちを変えた片付けスキル
モノの分別をする時に、『使う』『たまに使う』『使わないけど保管したい』『捨てる』の4種類に分けて、キッチンのモノを全部出して行きました。聞かれたときは私の考えを伝えましたが、分別の主体は所有者である母本人なので、「う〜ん、いるかなぁ?」と言いながらひたすら分けていきました。要らないんじゃないの?捨てたら?という気持ちを飲み込めたのは、片付けを学んだことが大きいです。もともと片付けが好きで得意だと思っていましたが、我流でやるのと体系的に学んでやるのでは全然違います。母の気持ちを片付けたい方向に持っていけたのが、整理収納アドバイザーの資格を取って一番の成果だなと感じています。
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