保険の見直しと終活

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保険とは?

生命保険、医療保険、自動車保険、火災保険、地震保険、旅行保険、自転車保険など、世の中に保険の種類は沢山あります。コロナ禍ではコロナ保険なんかもあったような気が・・・。なぜこんなに沢山の種類があるのか、それは『売れる』から。逆にいうとみなさんが買っているからということです。無条件に”保険は必要に決まっている”という考えの人が非常に多いのが現状です。

保険の見直し

保険の見直しを行う際、大抵の人は代理店や保険の担当者、ショッピングモール内の〇〇の窓口などの無料相談に話を聞くのではないでしょうか?そして更に追加で保険契約を結ぶというパターン。見直しの目的は自分や家族に最低な保険設計になっているかの確認と過不足があれば、削減や追加を行うこと。しかし、削減する人なんてほぼいないでしょうね。

保険の担当者

私は大昔に生命保険の営業がお仕事でした。そこそこ知識はありますし、その営業手法が素晴らしいことも知っています。研修をうけて営業のロープレを繰り返し、訴求力のある資料で契約につなげる仕組みが何とも逸脱なんですよね。若かりしころはそんなことは分からず、素直に実践して契約をいただいていたわけです。担当者は解約や減額されると、給与に直結するので必死で防止します。不安を煽られるとみなさん追加で契約するか、更に大きな保険に切りかえるわけです。

生涯保険料

一生で何円保険に支払いをしているか考えてみてください。保険は持ち家の次に高い買い物だとよく言いますが、まさにその通り。毎月何万円、年間何十万円、生涯では何千万円もの保険料を支払っている人が沢山います。

必要保障額

自分に必要な保障額がいくらか知らない人が多いみたいです。私の場合、死亡したとしても子供2人は成人していますし、私の収入でもって生計をたてているのは私ひとり。経済的に困窮する人はいないので、死亡保障はいらないんです。葬式代は預金で賄えるでしょうしね。医療保険に関しても高額療養費制度などの公的保険を使えば、不足分は預金から出して十分足りそうなんですよね。

必要な保険

死亡や病気のリスクは公的保険でカバーできるとして、自動車で万が一、人を轢いてしまった場合、そのリスクを考えると自動車保険は必須なので加入しています。対人、対物無制限です。

あとは住宅ローンを組むときに団体信用保険。亡くなったら住宅ローンがチャラになる、いわゆる団信ですね。火災保険も住宅ローン組むのに必須だったので加入しています。

まとめ

私は保険不要論者ではありません。シングルだし子供が小さいうちは万が一に備えて生命保険に入っていました。公的な保障である遺族年金の概算金額と子供が成人するまでに必要な生活費の合計の不足ぶりを計算して無理なく無駄なく保険加入していました。

今は自分の長生きリスクを考えて、老後困窮しないように資産形成を考えています。

保険を上手に見直して、無駄な保険料を減らすことは経済的に豊かな老後の一助となると思います。信頼できるFP(自分の為にFP2級取得しました)を見つけて安心できる将来設計ができるといいなと思います。

勉強して身に付けた知識と実体験から学んだ保険の知識を次回以降も伝えたいと思います。

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