①セミナーで得た大きな学び
今回参加したセミナーでは、緩和ケアや訪問診療を専門とする医師から「一人暮らしでも在宅での看取りが可能である」という話を聞きました。訪問診療や訪問看護のサポートを受けながら、介護保険を活用し、ケアマネージャーと連携することで、病院だけでなく自宅で最後を迎えることも選択肢に入ると知り、大きな安心感を得ました。
また、「人は疾患によって最終期の迎え方にパターンがある」という話も印象に残りました。これは、「突然倒れる」のではなく、ある程度の時間をかけて準備しながら人生の最終段階を迎えられるという点で、考え方によっては希望を持てる部分があるとも感じています。
②お一人様が望む医療を受けるためにできる準備
セミナーで強調されていた自分の希望を伝える方法です。
価値観を伝える方法
- エンディングノートに記録する
- 医療の介入をどこまで行うか
- どこで最期を迎えたいか(病院・自宅・施設など)
- 延命治療を希望するかどうか
- 家族や信頼できる人に直接話す
- 書面だけではなく、言葉で伝えることでより深く理解してもらえる
- 日常の会話の中で、少しずつ価値感を伝えていく
「もしもの時」に備えることはネガティブなことではなく、自分らしい人生をまっとうするための大切な準備だと捉えることができます。
③ 実母の価値観をもっと知るために
セミナーを受けて、現在がん治療中の母の価値観をもっと知りたいと思いました。母は「延命治療は考えない」とは言いますが、ではそれ以外の希望はないかというと違います。
- おしゃべりが好きなので、最後まで会話を楽しみたいのか?
- 食事を楽しむことが好きなので、好きなものを食べたいのか?
- 家で過ごすのが好きなので、最期まで自宅での生活を重ねたいのか?
このように、医療の選択だけでなく、日々の生活の中で大切にしていることを確認しておくことが大切だと感じました。最後まで自分らしく生きるとは、いつも通り生活するということです。
④自分の価値観を明確にすることの大切さ
母のことを考えるうちに、私自身の価値観も整理する必要があると気づきました。
- 最後まで大切にしたいのか?
- どの治療を受けたくないのか?
- 最後はどこで、誰と過ごしたいのか?
これらを具体的に考え、家族に伝えることで、自分の理想の終末期を送ることができるのではないかと思います。
⑤今日からできること
今回のセミナーから「家族と話すことの大切さ」を強く感じました。
ただし、話し合うことは「死の準備」ではなく、「より良く生きるための準備」です。
今日からできることとして、次の2つを提案します。
- 親や身近な人の価値観を観察し、日常の会話の中でさりげなく確認する
- 例、親がどんなことを楽しんでいるのか、どんなことを嫌っているのかを意識してみる。
- 「もし入院したらどうしたい?」など、カジュアルに話してみましょう。
- 自分の価値観を言語化する
- 「自分が最後まで大切にしたいこと」をノートに書いてみる。
- 信頼できる人に、自分の希望を少しずつ伝えてみる。
終活は自分だけでなく、大切な人のためのものです。これを機に、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?
まとめ
このセミナーから、私は「最終的な迎え方は自分で決められる」という希望を感じました。
そして、一人暮らしでも、訪問診療や訪問看護を利用すれば在宅での生活が可能だということに驚きました。
終活は「死の準備」ではなく、「よりよく生きるための準備」だと再確認することが出来ました。

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